21 緊急事態宣言を解除してよいのか?
21日月曜日より緊急事態宣言を解除することが決まった、日本人は安定した江戸時代は鎖国社会であっても、長崎の出島蘭学を学んだ医者が種痘を導入して天然痘を克服している、(雪の花、吉村昭著)を先日読んで、感動したが、今新規感染者、実効再生産数が増え、変異型感染が急拡大している。なのに緊急事態宣言を解除してよいのか?その上ワクチンが全ての国民に行き渡るのが夏すぎであり、集団免疫は出来上がるのは1年後であろう。総理はコロナの病床使用率が下がったからと、発言しているが、日本のコロナ病床は英米の1割しかありません、1都3県のコロナ病床使用率は4、62%しか無く、大阪、兵庫はリバウンドが起きていて、東京園にリバウンドが起きれば、アッと言う間に医療崩壊が再び予測されます。これから自粛が取れ春休みを迎え、日本人の桜好き、春は移動の多い時期、ヨーロッパのように変異型コロナの感染再拡大がないことを祈りたい。
17、老健施設の看護師長の資質が重要
どの老健施設でも施設長である医師、事務長、看護師長の3人が幹部職員であります。老健は施設長は殆どが現役を過ぎた
老医師であり、現役時代の専門が産婦人科医であろうが精神科医であろうが、専門分野はなんでも良く医師免許さえあれば事が足りましたが、コロナ時代になり、看護師長は感染対策のイロハを知らない施設は、大クラスターに襲われ、中には尊い利用者さんの命が失われています。利用者様にコロナ感染者が出た場合は、初動の一は施設の中の感染地区、非感染地区をテープでゾーニングして分け、感染地区に入る場合はガウンテクニックを熟知している看護師、介護士などが出はいりできるのであります。クラスターが出ても保健所、行政は助けてくれない今日、組織を上げてワンチームで感染対策に。頑張り自衛するしか無いのです。
16、アンチエイジングでコロナ来るな!
行政の方針は老健施設、介護病棟、精神疾患病棟、などでコロナ患者さんのクラスターが出ても数字を公表しなくなりました。したがって緊急事態宣言後新規感染者数は中止まりのように見えますが、1波、2波のようにまた中途半端に終了宣言をして、リバウンドおよび先進国で起こっている変異型の猛威が起き4波の到来が起きる可能性があります。介護施設等の新規感染者を公表しない事は、裏返せば病院が受け取れないほど医療崩壊が続いていて、相変わらず行政がお年寄りの新規感染者を面倒見きれないのです。かといって老健施設、介護施設は医療機関でありませんから、お年寄りは自衛するしかありません。人生100年の時代、アンチエイジングで免疫力を上げ(コロナ来るな)です。