22、ワクチンが行き渡るのはいつなのか?

ワクチン最強国はイスラエルであり今3月19日、100人のうち48名が受けているが日本は100人のうち0、01人である、日本人のワクチン嫌いは子宮頸がんワクチンで失敗したのか世界で最もワクチンを嫌う国である。ワクチンこそがコロナ戦争に勝利する唯一の方法と思われる。江戸時代天然痘を克服した蘭学者達を書いた(雪の花 吉村昭著)を読むと種痘によりたくさんの人々が天然痘から助かっている。イスラエルは半分の国民がワクチンを受けたら、人々が明るくなったと聞いている。日本にもワクチンが行き渡り1日も早く明るい社会が来て欲しい。

21 緊急事態宣言を解除してよいのか?

21日月曜日より緊急事態宣言を解除することが決まった、日本人は安定した江戸時代は鎖国社会であっても、長崎の出島蘭学を学んだ医者が種痘を導入して天然痘を克服している、(雪の花、吉村昭著)を先日読んで、感動したが、今新規感染者、実効再生産数が増え、変異型感染が急拡大している。なのに緊急事態宣言を解除してよいのか?その上ワクチンが全ての国民に行き渡るのが夏すぎであり、集団免疫は出来上がるのは1年後であろう。総理はコロナの病床使用率が下がったからと、発言しているが、日本のコロナ病床は英米の1割しかありません、1都3県のコロナ病床使用率は4、62%しか無く、大阪、兵庫はリバウンドが起きていて、東京園にリバウンドが起きれば、アッと言う間に医療崩壊が再び予測されます。これから自粛が取れ春休みを迎え、日本人の桜好き、春は移動の多い時期、ヨーロッパのように変異型コロナの感染再拡大がないことを祈りたい。

20、寝たきり利用者さんは身内の食事介助が一番幸せ!

コロナ禍の老健施設は胃瘻を作ったり、IVH(血管内静脈注射)を避ける利用者さんが多いが、食事が進まなく食欲がない方の治療法には閉口する。ましてやこのコロナ禍家族との面会ができなかった時、窓越し、糸電話面会は職員の涙を誘った、先日尿路感染で入院していた利用者さんが退院して戻って来ても、あまりにも食欲が無く、娘さんの食事介助を許可したとたん、見る見るお元気になり毎日笑顔で過ごしている、人間は心に幸せを感じると、脳内伝達物質であるセロトニン代謝され、心も体も幸福になるのです。お嬢さんの食事介助を遠眼で垣間見るとそこだけ光が当たり、神が降りていて神々しい。

19、老健施設のコロナ対策はしてもしょうがないのか?

偶然に千葉県の老健施設を見学することができました。ビックリしたのはコロナ対策は飲食店と同じで、通り一遍のコロナ対策ですから、もし職員が一人でもコロナ感染を持ち込んだら、アッと言う間に数十名のクラスターが出たでしょう。運良く持ち込まなかっただけでして、今後変異型ウイルスが入り込んだらと考えるとゾーとします。医療施設の対策は施設幹部のコロナ対策の意識に対する思いが強いか?学習しているか?の問題であって、コロナは複合災害と同じく人為的な要素が強く医療人が、感染に対して学習しているか?組織を守る使命感があるかにかかっています。

18、老健施設等は利用者さんが徘徊してコロナをばら撒く。

前述しているように2波、3波とも医療崩壊でありますから、施設の利用者さんがコロナに感染しますと、自然経過観察になり行政、保健所から捨てられます。施設は慌てて色とりどりのゾーニングをして、レットゾーンには感染区域ゆえ入らないようにしますが、認知が強く、障害者のコロナ感染者たちは、レッドゾーン関係なく徘徊、動き回りますからコロナウイルスを撒き散らし、クラスターが発生してしまいます。コロナ対策は初動のゾーニングだけでは不十分です、やはり感染症チームを導入して、ドクター、ナースが頻繁に回診し、感染した利用者さんに寄り添って行くしか無いのです。命がけですが、使命感こそがアマビエの神なのかもしれません。

17、老健施設の看護師長の資質が重要

どの老健施設でも施設長である医師、事務長、看護師長の3人が幹部職員であります。老健は施設長は殆どが現役を過ぎた

老医師であり、現役時代の専門が産婦人科医であろうが精神科医であろうが、専門分野はなんでも良く医師免許さえあれば事が足りましたが、コロナ時代になり、看護師長は感染対策のイロハを知らない施設は、大クラスターに襲われ、中には尊い利用者さんの命が失われています。利用者様にコロナ感染者が出た場合は、初動の一は施設の中の感染地区、非感染地区をテープでゾーニングして分け、感染地区に入る場合はガウンテクニックを熟知している看護師、介護士などが出はいりできるのであります。クラスターが出ても保健所、行政は助けてくれない今日、組織を上げてワンチームで感染対策に。頑張り自衛するしか無いのです。

16、アンチエイジングでコロナ来るな!

行政の方針は老健施設、介護病棟、精神疾患病棟、などでコロナ患者さんのクラスターが出ても数字を公表しなくなりました。したがって緊急事態宣言後新規感染者数は中止まりのように見えますが、1波、2波のようにまた中途半端に終了宣言をして、リバウンドおよび先進国で起こっている変異型の猛威が起き4波の到来が起きる可能性があります。介護施設等の新規感染者を公表しない事は、裏返せば病院が受け取れないほど医療崩壊が続いていて、相変わらず行政がお年寄りの新規感染者を面倒見きれないのです。かといって老健施設、介護施設医療機関でありませんから、お年寄りは自衛するしかありません。人生100年の時代、アンチエイジングで免疫力を上げ(コロナ来るな)です。