29、4月中旬日本も変異型COVIDー19で欧米並みに感染拡大

この1年呼吸器内科専門医として経験した、コロナ患者さんは105名に達し、残念ながら8名がお亡くなりになりました、45年間近く呼吸器専門医として過ごした中でコロナとの戦い程、虚しく感じたことはありません。、1年前初期の頃京都大学西浦博先生(8割おじさん)が必死で発言していた通となりましたが、政治と化学のやりとりがいかに難しく、その中で西浦先生が、医療人として、傷負う覚悟で発言している姿は尊敬に値します、日本はこれからワクチンが行き渡るまで、最悪の事態が予測されますが、持続するコロナ戦争から命を守るため、特効薬のない今日、ワクチンで共栄共存しながら、集団免疫を作り、和平に導くしかありません。

28、コロナ感染把握を下水分析で。

昨年春、横浜港に停泊したクルーズ船でCOVID集団感染が起き、防衛医科大学の教え子である上部先生が隊長で派遣され収リましたが、クルーズ船内で最もウイルスの多かった場所はトイレと拝聴しました。COVIDに感染すると便がウイルスを含むようになりますので、トイレの便座、床等ウイルスの存在が多かったと想像されます。今北は北海道大学では下水を分析してその地域の感染状況を把握するシステムを開発中であります。感染した人の便は各世帯がつながる下水道を通りほぼ1日以内で下水処理場に集まります。そこでPCR検査するとその地域の感染状況が判り、変異ウイルスの有無も確認できるのであります。今神戸地域に変異ウイルスが流行し始めましたが、下水分析を充実させて、各自治体で変異型流行を抑える必要があり、高齢者施設の感染対策にも有効と考えます。

27、変異ウイルスには注意。

COVIDー19感染症のワクチン接種が先行するイスラエルおよび英国はロックダウンを緩和する動きや、米国の疾病対策センター(CDC)からはワクチン接種者はマスクなしで他人の家を訪問して良いことになりました、国民の60%がワクチン接種完了しますと集団免疫が出来上がり、安全地帯と考えられたからであります。しかしワクチン接種によりに本当に元の日常生活に戻してよいものなのでしょうか?甚だ疑問であります。特にブラジル型は免疫を回避する変異を持つとされています。変異ウイルスは本当にワクチンの効果があるのでしょうか?ワクチン接種が進んでも従来の感染対策を取り止めるのでなく、両者を組み合わせて、感染対策を行う必要を強く感じます、

26、リバウンド、4波到来は織り込み済みか?

コロナ戦争に勝つためには人の移動を抑えるため、緊急事態宣言を出しますが、飲食店等倒産店が増えると経済が持たないため管総理大臣は3月 21日緊急宣言を解除しましたが、専門家の間ではリバウンドおよび第4波を予測し、反対するも政治、経済の力に押されて強く反対出来なかった。と述べています。また老健施設および介護施設の軽症感染者を保健所行政が引き受けず、クラスターが発生しても東京都等は人数をマスコミに公表しなくなりましたので、老人感染者が行政から捨てられるようになりました。その結果病院のコロナ患者さんの占有率が減り、見かけ上の医療崩壊が免れているから、緊急宣言解除となりましたが、老人施設のコロナリバウンド、第4波は、織り込み済みに感じます。この3月27日土曜日、桜で有名な、東京の中野駅から哲学堂公園までタクシーで通るも人混みでごった返し、2倍の時間がかかり、約束時間に大幅遅れました。ワクチンが行き届く前に4月中旬には、早々と第3回緊急事態宣言発令となり、経済的打撃と変異型感染対策に右往左往するのでは?と老婆心ながら心配であります。

25、ワクチン接種、黒人は遅れ。

米国はバイデン政権になりすでに国民8500万人が1回以上ワクチンを接種したにもかかわらず、死亡率が高い黒人の接種が比較的進んでいません。州によって黒人は白人の2/1しか接種されていない状況です。今世界で最も接種されている国はイスラエルであり。イギリス、米国と続き白人社会優先でありますが、中国とロシアは早くからワクチン開発を進めており自国生産のワクチン接種を行なっています。日本は自国ワクチン生産が極めて遅れていて先進国でワクチン接種率は最下位であります。米国に頼り過ぎているつけでしょうか?早急な自国ワクチン開発整備が必要と実感します。以前フランス国に4年間留学したとき人種差別を受けましたが。いつも僕をかばってくださったDrは。イスラム教の名医でしたのが思い出されます。

24、リバウンド、4波到来は織り込み済みか?

コロナ戦争に勝つためには人の移動を抑えるため、緊急事態宣言を出しますが、飲食店等倒産店が増えると経済が持たないため管総理大臣は3月 21日緊急宣言を解除しましたが、専門家の間ではリバウンドおよび第4波を予測し、反対するも政治、経済の力に押されて強く反対出来なかった。と述べています。また老健施設および介護施設の軽症感染者を保健所行政が引き受けず、クラスターが発生しても東京都等は人数をマスコミに公表しなくなりましたので、老人感染者が行政から捨てられるようになりました。その結果病院のコロナ患者さんの占有率が減り、見かけ上の医療崩壊が免れているから、緊急宣言解除となりましたが、老人施設のコロナリバウンド、第4波は、織り込み済みに感じます。この3月27日土曜日、桜で有名な、東京の中野駅から哲学堂公園までタクシーで通るも人混みでごった返し、2倍の時間がかかり、約束時間に大幅遅れました。ワクチンが行き届く前に4月中旬には、早々と第3回緊急事態宣言発令となり、経済的打撃と変異型感染対策に右往左往するのでは?と老婆心ながら心配であります。

23、最後は(集団免疫)しかない

人間の免疫 には(自然免疫)と「獲得免疫」があります、自然免疫は最前線をパトロールする警察官、獲得免疫は軍隊です。自然免疫の代表者はリンパ球のナチュラルキラー細胞(Nk細胞)および白血球の1種マクロフアージ等が、自然免疫と戦っていて特に症状は出ません、しかし自然免疫は年齢と共に低下して自然免疫だけでは勝てないと判ると、獲得免疫が出撃していくのです。獲得免疫は 軍隊で大掛かりですから発熱などの症状として現れます。ワクチンは免疫の軍事訓練のようなもので、より積極的に 予防のために感染する行為なのです、さて免疫力を高めるためには①不規則な生活でなく睡眠をしっかり取る、②激しい運動は避ける③精神的ストレスを避ける。事です。(笑う門には福来る)です、ウイルスは人類より先住民でありウイルスに囲まれて生活して来たのです、であるなら、自分自身の免疫が最後の砦なのです。